医学論文ログ

「このような医学論文がある」ということをとても短く紹介するブログです。最近読んだ、もしくはチラ見した医学論文を、内容や質を問わず気の向くままにつぶやき程度に書きます。要約ではなく、自らの独断と偏見でこんなのに役立ちそう、使えそうというような視点でつぶやいています。

敗血症とプロカルシトニン(PCT) PMID: 23375419

Meta-analysis

敗血症とプロカルシトニン(PCT)

  • 感度、特異度、AUC
  • 手術適応患者と非適応患者の比較

 

激しい細菌感染症ほど上昇しがちであると考えられるプロカルシトニンですが、敗血症の診断に役立つのか、手術適応の有無によるPCTの値の差はあるのかというあたりが、PCTが役立つのかのヒントになりそうです。PCTの敗血症に対する感度、特異度から考えると、他の病歴や所見と合わせて考える必要はありそうです。

PMID: 23375419

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

Wacker C, Prkno A, Brunkhorst FM, Schlattmann P. Procalcitonin as a diagnostic marker for sepsis: a systematic review and meta-analysis. Lancet Infect Dis. 2013 May;13(5):426-35. doi: 10.1016/S1473-3099(12)70323-7. Epub 2013 Feb 1. PMID: 23375419.