RCT
アルツハイマー病に対するレカネマブ (Phase 3)
・50~90歳代の早期アルツハイマー病患者
・主要評価: CDR-SBスコア
アルツハイマー型認知症に対する新規治療薬として期待されるモノクローナル抗体 レカネマブ(Lecanemab)の臨床第Ⅲ相試験(AHEAD 3-45試験)。主要評価としてCDR-SBスコア、副次評価としてPETでのアミロイド評価、ADAS-cog14、ADCOMS、ADCS-MCI-ADLスコア等を比較しています。PETにおけるアミロイド評価の劇的な改善に比べると、他の項目の改善はあるもののあくまで進行を遅らせるというような結果に感じられます。社会問題にもなっている認知症の新薬ということで方法や実際の数値も含め、興味のある方はチェックしてみ下さい。
PMID: 36449413.
van Dyck CH, Swanson CJ, Aisen P, Bateman RJ, Chen C, Gee M, Kanekiyo M, Li D, Reyderman L, Cohen S, Froelich L, Katayama S, Sabbagh M, Vellas B, Watson D, Dhadda S, Irizarry M, Kramer LD, Iwatsubo T. Lecanemab in Early Alzheimer's Disease. N Engl J Med. 2022 Nov 29. doi: 10.1056/NEJMoa2212948. Epub ahead of print. PMID: 36449413.